この記事では、Battlestate Gamesが開発した『Escape From Tarkov』(以下、タルコフ)のプレイ中に発生する重い、ラグい、カクつく問題に焦点を当てた記事です。パッチ適用後、プチフリーズが頻発するようになりました。この問題は、メモリを16GBから32GBに増築することで解決したので色々とまとめていきたいと思います。
この記事は、以下のような方におすすめです!
- 最近タルコフが重くなってしまい、メモリが原因ではないかと考えている方
- タルコフではないが、別のゲームをプレイしていて、重くなっている原因を見つけたい方
- PCパーツに興味があり、原因の究明を楽しみたい方
戦闘や待機画面でプチフリーズが発生
『カスタム』や『ショアライン』などのマップで戦闘が起こると、プチフリーズが起こる問題が発生しました。
さらに新マップ『ライトハウス』や『ストリートオブタルコフ』のロード時にも、待機画面中でアプリケーションエラーによるプチフリーズが発生することがありました。
以前のパッチ(0.12~0.13付近)でプレイした時は、フレームレートの伸びは良くないもののストレスなくプレイは可能でした(当時ストリートオブタルコフ未プレイ)。
これらの点から、読み込みの軽いマップだとプレイすることは可能だが戦闘が発生するとフリーズが発生する。
そもそも、読み込みの重いマップだとプレイ自体ができませんでした。
分析と原因の特定
私のパソコン環境は以下の通りです。
スペック
OS:Windows10
CPU:i7-8700K
メモリ:16GB(増設前)
GPU:1070ti
問題解析から考えられる原因は以下の通りです。
- PCのパーツ故障
- ネットワーク遅延
- PCの性能不足
- その他
①PCのパーツ故障
他のゲーム(OverWatchやAPEX Legends)では問題なく動作するため、この可能性は低そうです。
②ネットワーク遅延
『インターネット回線の速度テスト』での結果が良好(ダウンロード360Mbps、アップロード240Mbps)であり、サーバー側の問題を考えましたが特にプチフリーズ関連の報告があまり見受けられなかったので可能性は低そうだなと思いました。
③PCの性能不足
まず初めに行ったのは、タスクマネージャーを見ながらタルコフのマップを1週しました。その結果、基本的にCPUやGPUの使用率は高すぎるといったことが起こりませんでしたが、常時メモリの使用率が70%台でした。
そして、タルコフのコマンドラインで「fps 2」を実行しました。(この時はfps 3の存在を知りませんでしたsry)その結果、戦闘が発生するとき以外は60前後のフレームレートが出ており安定していました。しかし、戦闘が始まるとfpsがガクッと落ちて1桁台まで下がっていました。
この時、PCの性能不足が関係してそうだなと思いました。
④その他
タルコフとWindowsの相性やデバイス間との相性問題がありますが考えると大変です。また、この時薄々メモリが問題なのではと考えていたので、スルーしました。
結果
PCのメモリを16GBから32GBに増設したところ、タルコフが重いといった問題が解消されました。
上記の画像は、32GBに増築した後の『ストリートオブタルコフ』の待機画面の様子です。
見てみると、メモリの使用率が24.8GBになっていることが分かります。
このように私の環境では、タルコフをプレイするにはメモリ16GBでは足りないことが分かりました。
最終的にメモリを16GBから32GBに増築したところ、プチフリーズが直りました。現在では、快適にタルコフができております。
まとめ
- 問題点
- 『カスタム』や『ショアライン』などで、戦闘が発生するとプチフリーズが発生
- 『ライトハウス』や『ストリートオブタルコフ』のロード時にも、待機画面中にアプリケーションエラーによるプチフリーズが発生
- 解決策
- メモリを32GBに増築したことでプチフリーズが解決した
最後まで記事をみていただきありがとうございました。今回は、メモリが不足していると考え増設することで解決していきましたが、視聴者様のPC環境によって原因が異なる場合があります。
過去にグラボが原因でプレイできないことがあり、その時の状況と結果をまとめた記事があります。こちらもタルコフが重い、ラグい、カクつくといった問題の解決につながれば幸いです。
これまで、見ていただきありがとうございました!