この記事は、ブログや動画編集などで文章を効率よく入力できる方法について紹介します。ある程度タイピングができてブログや動画編集など文章入力をしていて、更に速くタイピングができるようになりたいと思う方がいらっしゃるのではないかと思います。そこで、便利な特殊キーを紹介していきたいと思います。
この記事は、以下のような方におすすめです!
- 効率よく文章入力ができるようになりたい方
- タイピングスピードを加速させたい方
特殊キーで文章入力を効率化
特殊キーを覚えることで、マウスの操作を減らせるのでキーボードからマウスへ操作する動作のロスを減らすことができます。
この記事では便宜上、数字キーやアルファベットキー、記号キーなどのキー以外を総称して『特殊キー』と呼ぶことにします。
タイピングが速くなれるように練習しても、どうしても伸び悩む事があるかと思います。私もブラインドタイピングができるようになり、そこから速くなれるように練習を重ねてきましたが、どうしても成長が鈍化し中々速くなりませんでした。
そこで、せめて少しでも文章入力が速くなれるようになりたいと思い、この『特殊キー』を使い始めました。今回はこの『特殊キー』について、私がよく使っていて便利だなと思うものをご紹介したいと思います。
そもそもタイピングの仕方を学びたいと思う方は、タイピングのコツと意識することをまとめた記事がありますので、そちらを読んでいただければ幸いです。
特殊キーの紹介
無変換キーと変換キー
『無変換キー』と『変換キー』を使用すると、カタカタ入力と漢字入力を効率よく入力できます。
多くの人はそれぞれの親指をスペースに置いている方が多いと思いますが、この特殊キーは左親指を『無変換キー』、右親指を『変換キー』に置きます。そして、変換する際に左親指でカタカナ入力、右親指で漢字入力を行うことで効率よく変換ができるようになります。
この特殊キーは、同じ言葉を連続して使うときに役に立ちます。例えば、入力フォームで自分の名前を入力するときやルビを振るときなどに使用します。入力フォームでは、自分の名前を漢字で入力する他に、カタカナやひらがなを入力するケースが多いです。
この特殊キーは、英語配列キーボードだと『無変換キー』と『変換キー』がついていない可能性が高い点です。このため、もしお使いのキーボードが英語配列キーボードだとこの特殊キーが使えないので注意です。
豆知識
変換の際に数字キーを入力するとスペースキーを押す回数を減らすことができます。
画像
文字を変換しようとすると、上記の画像のように一覧が出ると思います。この状態で、変換したい文字の左にある数字に対応した数字キーを入力すると、スペースキーを連打することなく文字を簡単に変換することができます。
こちらも、あわせて覚えていただければと思います。
Deleteキー
『Deleteキー』を使用すると、テキストカーソルより後の文字を削除できます。
みなさんが文字を削除しようとするときは、消したい文字の後ろにテキストカーソルを置いて『Back Space』キーを入力して文字を消すと思います。
しかし、間違えて消したい文字の前にテキストカーソルを置いてしまう事があるかと思います。このような場合に、『Delete』キーを使うことでテキストカーソルよりも後ろの文字を消していくことができます。
『Back Space』キーほど『Delete』キーを使う機会は少ないと思いますが、知っていると便利なキーとなっております。
ショートカットキー
ショートカットキーを使用すると、特定の操作を迅速に行うことができます。
- Ctrl+C(コピー)
- Ctrl+V(貼り付け)
- Ctrl+X(切り取り)
- Ctrl+Z(取り消し)
私がよく使うのは、上記のショートカットキーです。
みなさんが文章を作成していると、特定の文章をドラック(範囲選択)してコピーしたり貼り付けたりとよく行うかと思います。
このときに、右クリックを行いメニューからコピーや貼付け(以下、コピペ)を選ぶと思われますが、『Ctrlキー』と組み合わせることでこのメニューからマウスを使ってコピペを行わなくても良くなります。
また『Ctrl+Z』を使うと、直前に行った動作や変更を取り消すことができます。使うシーンとしては、文字を入力し終わったあとに間違いに気づき文字を入力する前に戻そうとするときや、コピーして貼り付けしたあとに下に戻そうとするときに使います。
これらのショートカットを使う際には、同時に押すとミスが発生する原因にもなるので、Ctrlキーを長押した状態でCやZなどを押して使いましょう。
合わせて覚える!
- Ctrl+Shift+V(プレーンテキストとして貼り付ける)
- Windowsキー+V(クリップボード履歴の表示)
先ほど説明した『Ctrl+V』による貼付けの他に上記のショートカットがあります。どちらも、貼り付けのショートカットなのですが少し違いがあります。
『Ctrl+Shift+V』は、コピーされた内容をプレーンテキスト(書式なし)として貼り付けるショートカットキーです。
どのような時に使うのかと言うと、例えば文章やブログを作成時に太字やテキスト色などが設定されている文字があり、この文字を太字やテキスト色が設定されていない状態の文字を使いたいということがあったとします。このようなときに、『Ctrl+V』だとコピー元の太字やテキスト色などの装飾がそのまま貼り付けられてしまいますが、『Ctrl+Shift+V』だとその装飾がない状態で貼り付けることができます。
『Windowsキー+V』は、Windowsのクリップボード履歴を表示するショートカットキーです。
『Ctrl+C』でコピーされたものは直前にコピーした文章しかペーストすることができないため、直前よりも前にコピーした文章を使いたいと思ってもできません。しかし『Windowsキー+V』を使うことで、以前にコピペした内容を見ることができ、履歴を遡って以前にコピーした文章を使うことができます。
注意点としては、PCをシャットダウンすると消えてしまう点です。重要な内容は、どこかにペーストして保存しておきましょう。
F10キー
『F10キー』を使用すると、簡単にローマ字入力しているテキストを英語(アルファベット)に変換できます。
日本語入力をしていると、よく日本語入力の途中で英語入力をしなければならないタイミングがあります。例えば、「私の使っているパソコンはWindowsです。」と入力するときです。
恐らくこのような文章を入力するときは、初めは日本語入力を行い、その後ローマ字入力に切り替えてShiftを押しながら頭文字を大文字にして小文字を入力し、また日本語入力に切り替えてと残りの文字を入力するという段取りだと思います。
しかし『F10キー』を使うことで、漢字やカタカナ変換を行う動作と同じようにテキストを英語にすることができ、『F10キー』を数回クリックすることでテキストの頭文字だけ大文字にしたり、テキスト内の文字をすべて大文字にしたりすることができます。
またローマ字以外にも記号に足して使うこともでき、句点(。)にF10を使うことでドット(.)にすることもできるので便利なキーになっております。
合わせて覚える!
- Shift+Space
『Shift+Space』を使うと、半角空白を入力することができます。
この『Shift+Space』は先ほど解説した『F10キー』と相性が良く、半角の英単語や英数字を入力した後に続けて半角の英単語や英数字を入力したいときに便利です。
例)
- one, two…
- 1, 2…
3英単語以上になると『F10キー』や『Shift+Space』を入力するのが大変なので、一度英語入力に切り替えて入力したほうが良いと思います。
HomeキーとEndキー
『Homeキー』と『Endキー』を使用すると、行頭と行末に移動することができます。
『Homeキー』は、現在の文章を改行したいというときにテキストカーソルを行頭に移動させて『Enterキー』を押すことで改行を行うという使い方が便利です。
『Endキー』は、文章中の文字を修正していて修正が終わり次の文章を入力したいというときに、『Endキー』を押して行末に移動して『Enterキー』で次の文章を入力するという使い方が便利です。
主に、文章作成やブログを作成時によく使う機能となっています。
矢印キー
『矢印キー』(↑, ↓, →, ←)を使用すると、テキストカーソルを柔軟に移動させることができます。
『矢印キー』は、テキストカーソルを基準に1つ上下左右に移動することができます。
主に、先ほどご紹介した『Homeキー』と『Endキー』と組み合わせて使うことでさらに柔軟に文章の改行や次の文章を入力するといったことが可能になります。
こちらも、文章作成やブログを作成時によく使う機能となっています。
ショートカットキーが覚えられない!
今回紹介したショートカット以外にも多くのショートカットが存在するのですが、多くなると覚えられないという方もいらっしゃるかと思います。
私の場合は、とにかく手を動かしてショートカットキーを覚えました。当然忘れることもあったのですが、紙にあらかじめ自分が使いたいと思ったショートカットを書いておいて忘れたら見直して、手を動かしての繰り返しで覚えていきました。
まとめ
- 特殊キーで文章入力を効率化
- マウスの操作を減らせるのでキーボードからマウスへ操作する動作のロスを減らすことができる
- 特殊キーの紹介
- 無変換キーと変換キー
- カタカタ入力と漢字入力を効率よく入力できる
- Deleteキー
- テキストカーソルより後の文字を削除できる
- ショートカットキー
- 特定の操作を迅速に行うことができる
- F10キー
- 簡単にローマ字入力しているテキストを英語(アルファベット)に変換できる
- HomeキーとEndキー
- 行頭と行末に移動することができる
- 矢印キー
- テキストカーソルを柔軟に移動させることができる
- 無変換キーと変換キー